倒産後の負債を軽減するために
倒産後出てしまう倒産品を在庫として倉庫に眠らせておくといった企業も少なくありません。
しかし、在庫として眠らせておくよりも、倒産品は買取業者において買い取ってもらうことで、負債の返済資金になります。
どうせ売れないから、と在庫にせずに買取業者に相談してみましょう。
特に家電製品や美容機器、ブランド品や事務用品などは高額で買い取ってもらえる可能性があります。
高額で買い取ってもらえば、その分負債の返済資金となり、負債を軽減することにつながるでしょう。
在庫にしてしまうと負債の返済資金にもならず、負債の軽減にもつながりません。
負債を軽減するために、新しい事業を始めようと思っても、それほど早く次の仕事をするのは難しく、負債を軽減することもできないでしょう。
負債を軽減するための資金づくりのためにも、倒産品は在庫にしてしまうのではなく、買い取ってもらうことをお勧めします。
どのような倒産品が買い取ってもらえる？
在庫買取をしてもらうとしても、どのような倒産品が売れるのか？また売れない倒産品はどういったものか？という点は気になるでしょう。
減価償却が発生し資産価値がほとんどゼロになっている倒産品でも、専門の業者が買い取ってくれる可能性があります。
破損して廃棄処分にしてしまおうと考えている倒産品でも、スクラップとして商品価値があると考える業者もあります。
その場合は無料で引き取ってくれるでしょう。
リサイクルとして販売できるものであれば、買取をしてくれるので見てもらうといいでしょう。
できるだけ高く買い取ってもらうには、商品の汚れなどは落とし、キレイな状態にしておくこと、保証書や付属品はそろえておくこと、在庫リストを作成して交渉すること、です。
親身になって、ていねいに見積りをしてくれる業者が理想です。
少しでも売却できれば、返済の資金となり、負債を軽減することができます。
業者選びを間違わずに、冷静に判断し損をしない倒産品の処分をしましょう。
